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仕事辞めたいの?

外資系ビジネスマンが日本の「働く」を考える

「未来の働き方を考えよう」ちきりん著 感想

読んだ本

ちきりん氏の「未来の働き方を考えよう」を読んだ。

 これまで常識とされてきた「入社した会社で、定年まで働く」という働き方を、一から考え直す良いキッカケとなる本だ。これからの社会は、週3~4日だけ働いたり、1年のうち半年間だけ働き、休みの日は海外でのんびり過ごす、といった多様な働き方が認められる社会となるだろう。40代で働き方を選びなおし「2つの人生を生きる」生き方を、ちきりん氏は提唱している。

 定年年齢の引き上げにより、今の子供たちが定年を迎えるのは70歳以上であると想定すると、入社してから定年まで同じ会社で働き続けるというのは、もはや現実的ではない。変化を前向きに受け止め、新しい時代の可能性を楽しもうとする姿勢が重要だそうだ。

 

 

 ちきりん氏の前向きなメッセージは非常に好感が持てるが、そのまま内容を鵜呑みにするのは少し危険だ。彼女は40代からの就活は非常に有利だと考えているようだが、これは現状認識が甘い。おそらく、ちきりん氏は一般の労働者と比較しても非常に優秀な方なので、就職活動で失敗した経験はないのであろう。40代から好きな仕事で食べていくのは、相当な事前準備が必要であるし、退職後フリーランスになって成功している人(イケダハヤト氏も含め)は、特別な才能があった人達だ。彼らは、"特別な才能なんて不要だから自信を持って外に飛び出そう"と一般サラリーマンを煽る傾向にあるが、実際に40代で今の会社を辞めて家族を養える人がどれほどいるのだろうか。

 現実世界に目を向けてみると、夢を追って会社を辞めたはいいが、貯金を減らしながら、もがき苦しんでいる人がいることを忘れてはいけない

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