仕事辞めたいの?

外資系ビジネスマンが日本の「働く」を考える

仕事に行きたくない場合の対応方法。(吐き気・胃痛・うつなど辛い場合)

 「仕事に行きたくない」と感じるのは、あなたの体と心を守ろうとする防衛本能が適切に機能しているからです。ですから、無理して会社に行く必要は全くありません。人は過剰なストレスを感じたり、会社に行っては危険だというシグナルを脳が受け取った場合には、会社に行くのを避けるように吐き気がしたり、辛くて涙が出たり、うつ病の初期症状を示したりと、脳が体を何とか守ろうとするのです。

 このような状態で、無理して会社に行ってしまうと、体調はさらに悪化することでしょう。ただし、無断欠勤は就業規則に違反するでしょうから「体調が悪いため休みます」と会社への連絡はしておきましょう。よく、無断欠勤は会社や従業員に迷惑をかけるから良くないという意見がありますが、それは違います。無断欠勤は、就業規則に違反するから駄目なのです。このあたりは、契約や規則を基準に物事を考える癖をつけましょう。

会社に行かないことを決めた後は

 さて、会社に行かないことを決めた後にすることは2つ。

1. 体の症状によって病院に行くか、安静にして体調を回復させること。

2. 今後同じような状況を繰り返さないために、何をすべきか考えること。

 ビジネスマンにとって、体が資本なのですから、完全に回復するまでは安静にしていましょう。吐き気がしたり涙が出てくる場合は、かなり危険な状態ですので、病院(心療内科)を受診しましょう。

 そして、体調が完全に回復してから、次に取るべき行動を考えます。年に2・3回、「会社に行きたくないなー」と軽く感じる程度であれば、そこまで大きな問題ではないでしょう。これが毎日(毎朝)、会社に行きたくなくて辛くて仕方がなく、誰かに助けを求めたい(吐き気、胃痛がひどい)といったレベルであれば、自分を守るために、現状を何としても変えるべきです。

 誰しも、能力の限界や、得意・不得意、といったものは必ずあります。自分のキャパシティを大幅に超えた仕事をすることは、自分にとっても会社にとってもマイナスでしょう。今の仕事に一生懸命に取り組んでも、それでも吐き気や胃痛がして会社に行きたくないといった場合は、上司に相談して仕事の内容を変更してもらうか、もしくは他社への転職も考えましょう。

ただし、生きるための努力は必要

 辛いから会社に行かない。自分の能力を超えた仕事だから転職する。こういった行動で、まずは自分の体と心を守ることは大切です。ですが、努力を一切せずにニートになって親のスネをかじってダラダラ生きれば良いとは言いません。私は、生きるための努力はいつの時代でも必要だと感じているからです。自分の適性を見極めて、能力が発揮できる会社に就職するための努力も必要ですし、専門知識を深めて第一線で活躍できる人材になる努力も必要。

 「自分は何が得意なのだろう?何をしたいのだろう?」これを自問し続けると、道が開けるかもしれませんね。