仕事辞めたいの?

外資系ビジネスマンが日本の「働く」を考える

日本の労働生産性が低い理由。(事例① 東工大の出張確認書)

東京工業大学では、出張するには「出張用務等確認書」に学会主催者か、他組織からの参加者2名以上のサインが必要だそうだ。

これはカラ出張などの不正を防止するための策としては「最低・最悪」だ。なぜなら、故意に不正を働こうとする輩は、サインの偽造など平気でするだろうし、何より不正をしない普通の人たちの貴重な時間を奪う対策だからだ。効果は低いしコストは高い、というやってはいけない対策の模範的な事例だ。

 「不正をさせない」という目的に対して、最もコスト(労働時間を含む)のかからない方法は何か?を考える必要がある。今回の場合は、他人の時間を奪ってサインを求めるのではなく、「出張などで不正をしたものは停学処分、懲戒解雇とする」といった契約を大学と生徒(もしくは教職員)の間で交わせばよいだけだ。

 外資系企業では、契約により従業員の行動を規定する方法が主流だ。契約を交わせば、従業員は何をしても良くて、何をしたら懲戒解雇されるのかが明確になり、安心して働くことが出来る。契約はお互いの自由を制限するものではなく、むしろ従業員が会社で気持ちよく働くためにあるものだと思う。

 私は、何をしたら解雇されるのかが曖昧な状態で働きたくないからね!