読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

仕事辞めたいの?

外資系ビジネスマンが日本の「働く」を考える

日本企業の「社員のやる気を引き出す方法」が信じられない。外資系企業と比較してみる。

 

f:id:shigoto783:20160118143701p:plain

(日経ビジネス 2016.01.18。画像は「2chまとめサイト」から転載)

 

日本企業が考える「社員のやる気を引き出すための施策」の一例を紹介します。

・家族が参加できる大運動会!

・新入社員が社員旅行を企画!

・社内報に毎号、全社員が登場!

・・・・

ここに掲載している方法で、皆さんは仕事のやる気が出ますかね・・?(私は100%出ません)おそらく人事部の人たちが会議室に集まって、社員のやる気を引き出すにはどうすれば良いのか知恵を絞った結果なのでしょうが、「労働意欲の向上」については先行研究が数多くなされているのですから、わざわざ会議室で話し合う必要はありません。

 

社員の労働意欲を向上させるには、
 1.昇進による賃金の上昇
 2.企業業績の向上
 3.能力開発の機会増加
 4.裁量の大きさの拡大
 5.ストレスの少ない労働環境
 6.仕事による充実感
 7.希望のあるキャリア見通し
などが重要であることが、研究によって明らかにされています。

 

 日本企業も労働意欲の向上と関連性が認められていない「運動会」などは控えましょう。確かに、社員が運動会に参加することによって、部署間の横のつながりが強化されたり、社員同士のコミュニケーションがしやすくなるというメリットはありそうですけど、「社員のやる気向上」を目的とした施策としてはNGなわけです。

  外資系企業では、ここにあげた7つの項目を前年より少しでも向上させていくよう努力しています。そうしないと、優秀な人材を会社に引き止めておくことが出来ないということを、よく理解しているからでしょう。